年末になると一年の振り返りをし、やり残したことはないかなど思いにふけるわけですが、僕は一つ最後の最後までやり残したことがありました。それはこのブログの作成&運用。
Shifter アドベントカレンダー 2019が発足したので、良い機会なので、ブログの運営に本腰を入れてみようとおもいます。
さて、今回はフォトグラファーを主とした「ポートフォリオサイト制作」についてです。
この記事はShifter アドベントカレンダー 2019 12日目の記事です。
なぜポートフォリオサイトを作るのか?
まず最初に、なぜポートフォリオサイトを作るのが良いのかについて触れます。
インハウスカメラマンだと、舞い込んでくる撮影を日々こなしていくのが当たり前だと思いますが、フリーランスカメラマンとなると自ら仕事を獲得しにいかないといけません。ときにはクラウドソーシングサービスを使うこともあれど、基本的に自らの手で取りにいくケースとなると思います。
そのときに重要なのが「ポートフォリオ」となります。
どれだけ
「自分、写真撮れます!」
「ウェディングフォト出来ます!」
「七五三の撮影受け付けています!」
と言ったところで、発注者はどのような写真を撮ってくれるのかを見れないと不安になってしまいます。
そこで重要となるのが、ポートフォリオサイトです。
自らが運営するサイトで、これまでの実績を載せることによって、仕事の受注へつなげる一歩となります。
ですが、フォトグラファーのポートフォリオサイトを作成しようとするとボトルネックとなる箇所が多くあります。その中でも顕著なのが「サイトの表示速度」です。
昨今の一眼レフカメラ(ミラーレス一眼カメラ含む)はどんどん高画素になってきており、標準スペックのカメラで撮影したファイルでも20MB前後となることがあります。(筆者が見る限り横幅6000px前後が多いイメージです)

そうすると画像を完全に読み込むためにどうしても時間がかかってしまいます。
実際に多くのフォトグラファーのサイトで、表示速度がボトルネックになっているな〜と感じるサイトを多々見かけます。
サイトの表示速度を高速化のための助け舟となる「Shifter」
では、どうしたら表示速度というボトルネックを解消できるのでしょう。
僕は、WordPressを活用したサイト制作を(少しですが)している身ですので、ポートフォリオサイト制作にもWordPressをおすすめしたいところです。
が、やはりボトルネックとなっている表示速度を解消するにはどのレンタルサーバーを借りるのか、そもそもレンタルサーバーではなくVPSだったりAWSのようなクラウドが良いのかと悩ましいところが一杯です。
僕はShifterを使うことによって、ポートフォリオサイト制作時の悩みは解決されると思っています。

Shifterってなに??という方はShifter アドベントカレンダー 2019 1日目の記事等をご覧ください。
Shifter Advent Calendar 1日目、はじめてのShifter
https://www.digitalcube.jp/shifter/10820/
記事内にも触れられていますが、ポートフォリオサイト制作するときにはサーバーをどうするか、設定はどうしたら良いのか、メンテナンスはどうしたら良いのかなどなど心配事はつきものです。ですが、Shifterを活用することによってそれらは解消されるはずです。
WordPressサイトを静的化する主なメリットは、セキュリティ対策、OSやデータベースなどサーバー保守を不要にする、高速化が挙げられます。
Webサイトを運営する人々にとってWordPressを利用するメリットは特別な知識を必要とせずサイトが運営できる点です。
一方サーバー管理の観点からは、WordPressの高度な機能を必要としない比較的シンプルなサイトにも一定の手間やコストをかけて保守し続けるのは、利便性とコストのバランスに問題を感じます。そこでShifterでサイトを静的化しておけば、サイト運営者は便利なWordPressをいつも通り利用しつつ、サーバー管理者は夜間にOSやWordPerssの保守作業をする必要がなくなり、サイト運営に関わるみんなが本来の価値ある作業に集中できるのです。
Shifter Advent Calendar 1日目、はじめてのShifter (https://www.digitalcube.jp/shifter/10820/)
実際にShifterで作成されたポートフォリオサイトを見てみよう
関西で活動するAtsushi AndoさんもShifterを活用したポートフォリオサイトを作成しています。こちらをぜひご覧ください。
WordPressで作られたサイトであり、それぞれのイベント写真が、個別のページで表示されている形になっています。とてもきれいで見やすく、実際にどんな写真を撮ってくれるのかイメージがしやすいですね。そしてなにより、表示速度が早い!
まとめ
今回はポートフォリオサイト制作時にShifterを活用してみませんか、という提案っぽいブログとなりましたが、重要なのは「カメラマンは何に集中すべきか」と考えたときにカメラマンの仕事は良い写真を撮る/クライアントが求める最高のモノを提供するということです。
集中すべきことに集中し、サイトのメンテナンスだったりはShifterにお任せする。
今後ポートフォリオサイトを制作するとき、またはリニューアルするときにご検討してみてはいかがでしょうか。
(僕ははやいところ自分のポートフォリオサイトを作りたいと思いますw)
【追記】
Shifterを運営するデジタルキューブさんは、東京と関西でミートアップも開催してます。
Shiterを使ってみたい!もう少し詳しくなりたい!実際に作っている人々とお話したい!という方は参加されてみてはいかがでしょうか?
https://eventregist.com/p/JP_Getshifter